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ちゃんと病のこと。②

  • 執筆者の写真: あきぽ
    あきぽ
  • 2017年5月19日
  • 読了時間: 1分

 そもそも、幼い頃の私は相当な忘れん坊でした。学校での「忘れ物表」などは断トツにクラス1番でした。

買ってもらったばかりの、新しいジャンバーを、公園に脱ぎ捨てて忘れてくる…なんて日常茶飯事。

ちゃんと病発症元の私の父は、それはもう酷く怒りました。なんと言っても、一番怒らせるのは家の鍵を失くす事。

ええ。一度や二度じゃありませんでしたから。笑。

家の鍵を持つくらいですから、確かもう3年生か4年生くらいだったとは思います。

鍵が見当たらない度に、絶望的な気持ちで必死で探すことも度々でした。

父はその度に、玄関のドアのシリンダーを取り替えてました。(今となっては笑えます。なんでそんな盗られると思うのか。そして盗られて困るものが、ウチにあったとも思えない。)

幼い頃の私からは、「忘れる失くす」を切り離す事はできないくらいでした。

つづく。


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