人生で自分の中身が「ゴロリ」と動いた時。 ようやく3度目の話しまできました。 3度目。それがそう、イヤーコーニングの認定セラピスト講習合宿でした。 合宿では、技術的なことももちろんですが、なによりもセラピストである「自分自身の根っこを自覚する」そんな作業でした。
今までも「自分探し」なるものは、ずっとしてきていたし、自分を深く掘ることもしてきたつもりでした。そう『つもり』。
私と一対一で向き合って、ファシリテイションして下さった、KZEさん。
「私はあなたの鏡だからね」と。
真っ直ぐに見つめられて「うぐっ…」となること数知れず。頭では「わかってた」「しっていた」自分自身の事が、ボロボロ崩れていく。
KZEさんが投げかける私の中身への質問に、ぎくしゃく答える。「それってエゴだよね」「それって傲慢だよね」…ぐうの音も出ない。
そして崩壊。
「私人前でこんな風に泣いたことないです」と言ったら、KZEさんは「でしょうね〜」って。
えぇ。嗚咽でしたから。
それほどに自分の、根っこの真ん中に着地したのです。着地させてもらった、連れてきてもらったんです。
私の根っこの真ん中は『家族』。
ずっとずーーーーっと『家族』だったんです。分かっているのに、知ってるのに、回りをぐるぐるするだけで、その根っこを認めようとしてこなかった。
根っこに知らんぷりして、幹を太く、葉っぱをたくさん、もっと高い木になるように…と、そればかりでした。
でも根っこあっての私です。
『私はすでに、たくさんたくさん家族に愛されてここにいるんだ』と肚の底からわかりました。今までただただ拗ねていたんだと。
そして「ゴロリ」。
でっかい何かが、私の根っこにガチっとはまった瞬間でした。
自分に根っこがある事を、はじめて知ったような、肚から震える幸せ。
「早く家に帰って家族に会いたい…」と【この私が!】思うほどですから、どれほどの変容だったか、私をよく知る人なら少しは想像がつくかもしれませんね。
不思議です。
合宿を終えて帰宅して一週間。
なんだかわからないけど、変わってます。家族の空気感。外側はなにも変わらないけど、違うのです。
振り返ると私の「ゴロリ」はすべて家族を持ち、家族を育むための「ゴロリ」でした。
なぁんだ。そういうことか。
この根っこを強く深くするための日々は、まだまだ続きます。
そして、そんな根っこを大事に、私はイヤーコーニングをしていくんだと、改めて肚に決めた合宿でした。
長くなりました。
良かったらそんな私のイヤーコーニング、試してみて下さいね?
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